武将ブーム

こんな記事を見つけました。

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“萌え〜”にもいろいろあるけれど、今年結構耳にしたのが「武将萌え」。Google検索でのヒット数はなんと約38万件(12月8日現在)。その名の通り、世の女子が戦国武将をモチーフにしたグッズを集めたり、歴史談議で盛り上がるといった現象だ。06年ごろからじわじわ始まり、今年ブレイクしたのだとか。歴史に関する本や雑貨を扱う「時代屋」の宮本みゆきさんに詳しい話を聞いた。

「一番のきっかけは、06年に発売された“戦国BASARA2”や“戦国無双2”など、美形に描かれた戦国武将同士が戦うゲームのブレイクでしょう。これで戦国武将にハマった10代後半〜30代前半の女性が、ゲームでは飽きたらずに史実を調べたりして本格的なブームが始まりました。感覚としてはアイドルを追いかける行為に近いと思いますよ」
実際、アイドルさながらに戦国武将のグッズも売れているのだとか。宮本さんいわく「特に家紋関係ですね。ステッカーを持ち物に貼ったり、携帯に家紋ストラップをつけたりしてる人が多い。常に身近に感じたい気持ちの表れだと思います」とのこと。確かに『萌え』という表現がピッタリ。ちなみに、08年に人気だった武将は誰なんですか?
石田三成ですね。“戦国無双”から入って、司馬遼太郎の『関ヶ原』を読んでハマった女性が多いみたいです。作中でカッコよく描かれているんですよ。秀吉への忠義心で、負けるとわかっていても戦った心意気に惹かれるみたいです」

それでは来年、ブレイク確実な武将は?
直江兼続でしょう。来年のNHK大河ドラマの主人公ですが、決まる前から人気はありましたね。当店でもグッズや関連本が売れていますよ。石田三成同様、主君である上杉景勝への忠義心に萌える女性が多いみたいです。損得ではなく、信じた主人への一途な想いを貫き通すというところがツボなんだと思います」
なるほど。お目当ての女性の心をつかみたいあなた。来年は戦国武将を見習って一途な自分でいってみる?

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以前から、「女性の妄想」というものだけは理解できませんでしたが、それが、遂に歴史の世界にまで及ぶとは想像もしていませんでした。
石田三成って、あの豊臣家の官僚のことですか?
ボクは、徹している長束正家の方が好きだな(笑)。

直江兼続って、上田長尾家のために謙信公を謀殺し、東国を混沌に陥れ、西国勢力の誘引を招いたあの樋口与六のことではないですよね?

世の中って面白いですね。
私の本が売れないわけだ(トホホ)。