ザ・ビートルズ・ボックスとブラジル映画について
ザ・ビートルズ・ボックス、いよいよ発売されるようですね。
AMAZONで、2.9万という値段ながら、ディスク17枚なので、かなりお買い得かも。
ただしSHM-CD(最新リマスター技術を駆使したCD)ではないので、音がどれほどいいのかは不明。
ただそんなことを言っていると、爺さんになってしまうので買い時か。
いずれにしても、すべてのブラジル映画のDVDを購入するという大作戦を発動したばかりなので、悩ましいお値段です。
ということで、勢いで買ってしまいました『シティ・オブ・ゴッド』&『シティ・オブ・メン』のツインパックと『シティ・オブ・ゴッド』のTV版(全九話収録)。
ややこしいのだが、この『シティ・オブ・ゴッド』TVシリーズは、『シティ・オブ・メン』に至るまでの露払いドラマであり、ストーリーもキャラクターも『シティ・オブ・メン』につながる。つまり、映画版『シティ・オブ・ゴッド』はそれだけで完結された世界となる。ところが、世界の中で日本だけが『シティ・オブ・ゴッド』TVシリーズというタイトルで発売した。もちろん、『シティ・オブ・ゴッド』映画版のヒットにあやかろうとしてのことである。今更ながら、日本の販売会社のデリカシーのなさや売上げ至上主義のあさましさに嫌気が差します。
昨日は『シティ・オブ・ゴッド』のTV版を三話鑑賞した。元々、予算なんてないような映画だから、映像や編集のクオリティはまったく落ちていない。でもどちらかといえば、映像的衝撃や脚本のひとひねりは少なく、キャラクターを自由に動かしたテレビドラマという感が強い。それがまたマニア心をくすぐる。こうした登場人物への愛着というのは、同人系や若い人たちのアニメのキャラに対する愛着に近いものがあるのだろうな。
たまたま家内が別のテレビで観ていた日本の某ドラマを垣間見る。
あらためて情けなさを痛感。
なんで日本のドラマは、いつも怒鳴ったり泣いたりしているのだろう。
テレビや映画を作っている日本人と、同じ人種であることが恥ずかしい。