江戸東京博物館訪問


1/18(日)、新年会も兼ねて、かつての城めぐりの友人たちと江戸東京博物館に行ってきました。
特別展の「珠玉の輿」が目玉でしたが、常設展も含めて、4時間にわたり、じっくりと見学できました(実は内50分、昼寝してましたが―)。
私にとって四度目の江戸博でしたが、すべてをじっくりと見れたのは初めてでした。
特別展は、米国スミソニアン博物館の所有となっている「篤姫の輿」が目玉中の目玉でしたが、いやはやその見事さといったら言語に尽くし難いものがありました。
蒔絵や金箔の施された意匠や絵画(内張り)の見事さはもとより、実際に乗った時にどういう風に見えるかといった工夫(シミュレーションコックピットのようなもの)もなされていて、博物館側の力の入れ方も違いました。
絵画展もそうですが、写真集や図録ではなくて実際に見ないと、その良さはわからないものだと、しみじみと感じました。
その他にも、「篤姫の輿」に劣らない美しい意匠の施された輿の数々や調度品の数々が見られました。
これぞ眼福というものでしょう。
併設の企画展は「春夏秋冬 江戸東京の一年」、「徳川将軍家ゆかりの女性」でした。
こちらもたいへん興味深い展示品の数々でした。
写真は常設展の撮影可能なものです。
「松の廊下」と「吉原の花魁」です。

夜は、実際の駅構内を改造して造られた居酒屋の「花の舞」で、同好の友人たちとお城談義に花を咲かせました。
趣味が同じだと、話も弾むし、時間が経つのは早いものだなと、しみじみと感じました。

仍如件