『天下人の失敗学──すべての人間は4つの性格に分類できる』じわじわと売れてきました


めっきり冷えてきましたね。
表紙も冬のものに変えようと思ったのですが、そうなると季節ごとに変えることになるので、めんどくさいし、思い切って若沖にしてみました。
2006年にプライスコレクション「若冲と江戸絵画」展というのを東京国立博物館でやっていました。
もちろん行ってきました。
若沖は鶏の絵がいいのですが、北条家のトレードマークの虎にしました。

さて、おかげさまで拙著『天下人の失敗学──すべての人間は4つの性格に分類できる 』がじわじわと売れてきました。
売れていることよりも、ビジネスで過去に知り合った方々から読了のメールが次々と入り、「絶賛」のお言葉をいただいたことが何よりうれしいです。
文芸本の時はやらないのですが、今回は実用本ということで、多くの方々にお知らせしたのがよかったようです。
皆さん、献本もしていないのに、速攻で本屋さんに行って購入いただき、感謝の言葉もありません。
この場を借りて、もう一度、御礼申し上げます。
実用本だと頼りになるのはビジネス上の知人なのですね(感心)。

ということで、フィードバックされたものに「大筋、その通りだと思うのだけど、自分は違う」というものがあります。
添付のエクササイズの点数にばらつきがあったためのようです。
実は、そこがポイントなのです。
セミナーだとこのあたりをじっく解説するので、ほとどの方にばらつきはみられませんが、本書の場合、「歴史部分を強くしよう」という編集方針もあり、その説明を薄くしたため、多くの方の点数がばらついているようです。
ここでは詳述を避けますが、原則として「己を知っている」人ほど、ばらつきはありません。
ばらつきがあるということは、まだ己に対する理解が不十分ということなのです。
逆にそれがわかったたけでもよかったのではないかと思います。

ご購入していただいた皆様のお言葉には本当に励まされました。
心から感謝いたしております。