2009-01-01から1年間の記事一覧

読者とのギャップ

さて、世の中は押尾学や酒井法子の報道で沸き立っていますね。 過失致死の可能性もある押尾容疑者は救いようもありませんが、酒井法子の場合、結婚した相手が悪かったとしか言えませんね。 私はファンではありませんが、同年代として残念でなりません。 やは…

「キヤノン スペシャルライブイベント The HD Digital Workflow 2009」ご報告

昨日、首記イベントに行ってきました。 http://cweb.canon.jp/prodv/workflow2009/index.html 結局、構成の都合上、私の書いたナレーションはなくなりましたが、素晴らしい映像に圧倒されました。技術の進歩は日進月歩ですね。 「日本のフェルメール」貫井監…

ネットと小説の関係

田牧大和という作家をご存知ですか。 この方は、インターネットで小説を公開しているのが、プロ編集者の目にとまり、さらに小説現代長編新人賞を受賞してデビューしたという女性時代小説家です。 私も読ませていただいたのですが、そのリズム感のある流麗な…

【特報!】遂に擬似大河に挑戦!

いよいよ擬似大河ドラマに挑戦します! http://cweb.canon.jp/prodv/workflow2009/index.htmlこのキャノン主催のイベントで、不肖私がナレーションシナリオを務めさせていただくことになりました。 このイベントは、舞台上での大河風寸劇をキャノンのデジタ…

読売新聞の書評

昨日の書評がすでにこちらに転載されていました。 http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090714bk04.htm

『KENZAN』への連載にあたって②

この六月に講談社から『戦国奇譚 首』を、PHPから『北条氏照』を立て続けに上梓させていただきましたが、この両作品を読んでいただいた方々から、「まったく別人の書いた作品のようだ」、「作風や文体を意識的に変えているのでは」というご意見をいただきま…

【速報】直木賞作家に勝つ!

大本営陸海軍部発表!本日7/14の読売新聞朝刊12面書評欄の星取表において、「戦国奇譚 首」が、直木賞作家山本兼一氏の新作「ジパング島発見記」に対し、12対11で勝ちました! 確かに、読売新聞記者の方の主観での採点とはいえ、なんてったってプロの評価で…

『KENZAN』への連載開始にあたって(上)

最近、気づいたのですが、歴史小説は、現代モノに比べ、その寿命が長い分、粘り強く書き続ければ、いつかは報われると思っていたのですが、そうでもないと思い始めました。 というのも、ライバルは同時代の作家たちではなく、すでに故人となった作家たちであ…

今度は大嶋城だ!

お待たせしました。 いよいよ初の雑誌連載が始まります。 講談社から7/15発売予定の「KENZAN! Vol.9」に登場します。 この雑誌の場合、中編の連載モノと短編の読みきりモノが半々くらいなのですが、私の場合、モチ読み切り短編です。 その第一回作品は―、 …

本日発売の「週刊新潮」に書評が載りました

何と、「週刊新潮」の書評欄を2/3ページも割いて、縄田一男先生から書評をいただきました。 さすが、文芸評論家ならではの的を射た書評に感激です。 「首」で描きたかったことを、ずばり捉えています。戦国残酷モノでは先駆者の南條範夫先生との作風の比較ま…

『首』のラジオドラマがすぐ聴けます

たまたま見つけたのですが、『戦国奇譚 首』がラジオドラマ化されていました。 http://www.sinkan.jp/radio/radio_861.html 先日、インタビュー込みで収録したの岡山放送のものとは違いますので、二つ目のラジオドラマ化ということで嬉しい限りです。 「新刊…

インタビューその2

志摩「次回作はPHPからの文庫書き下ろし『北条氏照 秀吉に挑んだ義将』でしたよね」 伊東「はい、七月初旬に出ます」 志摩「こちらの作品は、どのようなものなのですか」 伊東「氏照の生涯を正攻法で描いた怒濤の歴史小説です」 志摩「最も得意とする人物で…

インタビューその1

本日、いよいよ『北条氏照 秀吉に挑んだ義将』が書店に並びます。 おそらく、ある程度の規模の書店であれば、今週一週間は、平積みしてくれると思います。 というわけで、さる5/16の山中城まつりの折、今回発表した二作品について、志摩守さんにインタビュー…

『北条氏照』発売記念「滝山城オフ」開催!

練馬城郭研究会のかず@川崎様のご尽力により、「滝山城オフ」を開催できる運びとなりました。 ガイドは、不肖私が務めさせていただきます。以下が開催要項です。集合時間:7月25日(土) 10時集合 集合場所:八王子駅北口 内容:滝山城の見学 4月に計…

氏照出陣!

版元のPHP研究所から『北条氏照 秀吉に挑んだ義将』が届きました。 拙著『戦国関東血風録 北条氏照修羅往道』を含め、すでに何冊か、氏照公を主役に据えた小説は出されていますが、どれも中堅以下の出版社ということで、氏照公も無念の臍(ほぞ)を噛まれてい…

『北条氏照』、AMAZONでも予約開始!

カバー画像はまだですが、いよいよAMAZONでも予約が開始されました。 初の文庫作品ということで、どのような反響があるか、たいへん楽しみです。 武将ブームの中でも、氏照はまったく注目されておらず、その事跡とは裏腹に、「知る人ぞ知る」存在に過ぎませ…

前川先生の新作『決戦!八王子城』、遂に発売!

日曜日は、久しぶりの相武御附会のオフ会で、サントリー美術館で開催されている「天地人」展に行ってきました。 http://www.suntory.co.jp/sma/ 初めて、防衛庁跡地にできた東京ミッドタウンに行ったのですが、こんなに広いとは思いませんでした。 今回の展…

ラジオ・インタビュー

昨日、岡山のラジオ局である山陽放送のラジオ・インタビューの収録があった。 毎週月曜の19:00〜20:00(ゴールデンタイム!) に放送している「今週の本棚」という番組で『戦国奇譚 首』が紹介されるという。オンエアは7/6か13になるとのこと。 http://www.rsk…

ご存知ですか「清酒氏照」

八王子にキプロスワインの日本最大輸入元である「京晴」という酒屋さんがあります。 こちらで、「清酒氏照」という酒を出しているのをご存知ですか。 http://www.kyobare.co.jp/uji.php 私が2003年に初めて行って、購入した時は、1800mlの吟醸酒しかなかった…

『北条氏照 秀吉に挑んだ義将』予約開始!

7月初旬、今年の第二弾『北条氏照 秀吉に挑んだ義将』が発売されます。 一部のネット書店では、すでに予約受付が始まりました。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAY28666/ ちなみに、定価700円というのは誤りで、820円です。 こちらを見て、私も初め…

超オススメ「日本映画最終戦争」

『戦国奇譚 首』も、ようやく書店に出回り始めた。金曜は新宿のジュンク堂に行ったところ、時代小説コーナーの目線の高さに、表紙を正面にして何冊か置かれていた。ちょうど同時期に出たばかりの上田秀人氏の新作『孤闘 立花宗茂』と並べられていたが、減り…

『ノーカントリー』を見ました

昨日、『北条氏照 秀吉に挑んだ義将』の最終原稿を出してきました。いつもそうなのですが、推敲に推敲を重ねた最終ゲラを版元に送る時は、出撃していく僚機を見送るような気持ちになります。まさに「頼んだぞ!」と言って、「送り出す」心境です。 いずれに…

講談社BOOK倶楽部メール(メルマガ)に著者メッセージかせ載りました

http://archive.mag2.com/0000065551/index.html 探すのもたいへんでしょうから、こちらに転載します。 この作品は、戦国時代の関東を舞台に、当時の武士たちにとり、己の存在価値の証明でもある「首」をモチーフとした六つの短編から成っています。各編に描…

うちの猫

以下は、うちの9歳になる娘が書きます。うちの猫は、去年の夏、うちのガレージで生まれました。 野良猫です。 ママが捨てると言いましたが、六匹の中で、どうしても可愛い子がいて、わたしがねだって一匹だけ飼うことになりました。 男の子で、名前はネロで…

『戦国奇譚 首』のチラシ完成

6/1、講談社BOOK倶楽部に、添付のイメージ画像がアップされます。 http://shop.kodansha.jp/bc/ なかなか恰好いいですね。 講談社さんには、本当に力を入れたプロモーションをしていただいております。最近、友人知人の皆様から「『XXX』の発売を楽しみ…

これが武士道だってか、外資系道じゃないの!

久しぶりにあほな輩を発見したので、お知らせします。 しかも、新武士道などとほざいています。 どうやら外資系のできる方らしいのですが、外資系人生なら負けない私が、いかにこの輩があほか解き明かしましょう。 http://news.goo.ne.jp/article/nbonline/b…

希望のない感動しない小説こそを―

こんにちわ、いつも「いっぱいいっぱい」な伊東です。 そう名乗ると、「いっぱいいっぱい」な気持ちになってきて、理由もなく焦りが出てきますね。どうでもいいけど―。 さて、mixiのブックレビューというものがあることを知ってから、自作も含め、様々な作品…

武将単体歴史小説が好調な理由

さて、暑くなってきましたね。私は、冷房費節約の意味もあり、盛夏にはデニーズに通います。他のファミレスがドリンクバーなのと異なり、デニーズはフリードリンクで運んでくれるので、思考が中断されなくて助かるのです。先日は、遂に五時間四十分も居まし…

2チャンは楽し

ここのところ、ブログが滞っており、失礼しました。 先の週末、山中城まつりに参加していたというのもあるのですが、講談社「KENZAN」連載向け短編の六編目を書き上げていたのです。もちろん連載は、この中から三編くらいを選ぶことになるのですが、六編書き…

本日の神奈川新聞に『武田家滅亡』の記事が載りました!

朝、何気なく「またベイスターズ負けたか」と、悪態をつきつつ、神奈川新聞のページをめくっていると、突然、武田勝頼の文字が―。 しかも、掲載写真には、『武田家滅亡』のカバーが載っているではありませんか! よく見ると、週次の特集で組まれている文化欄…